サッカー日本代表のドヤ顔GK、川島永嗣選手が、6月に行なわれる「キリンカップ2016」の記者会見での発言に批判の声が寄せられています。
会見で川島永嗣は、「スコットランドで試合に出ている中で、キリンカップに合わせてきた」と意気込みを語りました。
しかし、この発言が「プロ失格」ではないかと疑問の声に繋がってしまったようです。
川島永嗣選手は、現在、スコットランドのクラブ「ダンディー」に所属していますが、今シーズンは最下位となり2部への降格が決定いしています。
しかし、そのダンディーが1部残留をかけて戦う中、川島永嗣は代表の親善試合のことばかり考えていたと受け取られても致し方ない発言ということです。
川島永嗣、間違った代表への思いでファンから疑問の声
今回の川島永嗣の発言に、サッカーファンからは・・・・・
「プロなんだから代表の前に所属クラブで本気出せ」
「代表云々は、まともなクラブで定位置を掴んでからじゃないの?」
「親善試合に合わせるってどういうこと?」
といった声が上がっています。
確かに、川島永嗣と言えば、所属クラブが決まらず、浪人という辛い時期があり、そんな時に拾ってくれた格好となったのが、現在所属する「ダンディー」です。
そんなクラブが降格争いをする中、1部残留に必死になるよりも、日本代表の親善試合に呼ばれるために調整してきたいと受け取られるような発言はあってはならないこと。
インテリとしても知られる川島永嗣にしては、あまりにも軽卒な発言でした。
まるで日本代表戦の調整をしにスコットランドに行っていたかのように受け取れます。
逆に言えば、それだけ彼の代表への思いが強いとも言えますが、やはり報酬を貰っているプロであるならば、所属クラブで必死になって仕事をし、その結果代表に選出されるというのが大前提です。
このあたりは、あくまで想像ですが、川島永嗣始め、複数の選手は日本代表に呼ばれて当たり前と勘違いしている節があります。
特に川島永嗣の場合、代表を率いるハリル・ホジッチ監督から「試合に出ていない選手は呼ばない」と言われていただけに、とりあえずどこかクラブに所属していれば自分はいつでも呼ばれると勘違いしてしまったのではないでしょうか?
しかし、そもそも川島永嗣はダンディーで結果を出したとは言えず、それでも呼ばれる前提でクラブで調整してきたという姿勢は、日本代表の「海外組優先」が仇となってしまったとも言えます。
今回のキリンカップで代表の正GK復活い思いを馳せる川島永嗣ですが、その前に2部降格が決定したクラブが、彼と契約を延長する可能性がどれくらいあるのか?
そもそも、また浪人する危険性を認識するほうが先なのではないでしょうか・・・。
でなければ、結果的に日本代表には呼ばれない訳ですから。