PSG(パリ・サンジェルマン)の退団が決定しているスウェーデン代表FW、ズラタン・イブラモビッチの去就について、最有力候補は、プレミアのマンチェスター・ユナイテッドであると、多くのメディアは見てるようです。
引退後は、PSGのフロント入りが決まっているとされるイブラモビッチ。
その前にもう一花咲かせるクラブは気になるところですが、イブラモビッチが希望している報酬が、週給で日本円にして約5千万円と言われています。
欧州のクラブで、イブラモビッチにそれだけの報酬を出す用意があるのが、マンUではないかということのようです。
報酬と併せて、イブラモビッチ自身がプレミアリーグでのプレーを望んでいるとも言われ、今夏、ビッグな契約が実現するか気になるところです。
イブラモビッチもMLSの可能性が?好条件でもアジアはない?
プレミアリーグでは、イブラモビッチ獲得を視野に入れているクラブがマンUだけではないとされていますが、希望報酬がネックで、おそらくマンU以外のチームは交渉に動かないと見られています。
金額面の条件だけを見れば、ビックネームを爆買いしようとしている、中国スーパーリーグや中東のクラブの方が遥かに好条件のようです。
特に中国においては、イブラモビッチが希望するとされる週給の倍以上となる、約1億6千万(日本円で)という金額を支払う用意があるとされています。
しかし、イブラモビッチ自身が、アジアでのプレーは頭にないとされており、移籍先の最有力候補が、マンUであることは否めません。
それでも、その対抗馬として上げられるのが、アメリカのMLS(メジャーリーグ・サッカー)です。
ピルロやカカ、そして、プレミアリーグからは、スティーブン・ジェラードまでもが、現役最後のプレー場所として、MLSを選択しています。
サッカー後進国ではありながら、ワールドカップでも代表チームが欧州や南米の強豪国と張り合えるだけの力をもち、今やアメリカ国内でもサッカー人気は高まっています。
そんなMLSに、欧州や南米で実績を上げているスター選手が続々と移籍していく理由には、単にサッカーが盛り上がってきているからというだけではなく、何より、生活面での過ごしやすさがることは外せません。
アメリカであれば、高額の年俸を手にするプロサッカー選手ともなれば、閑静な住宅街で暮らすことで、やたらと騒がれプライベートが落ち着かないといったことが少ないと言われています。
娯楽も無数にあり、食べ物も美味い(汗)
オシャレな場所やアイテムもいくらでもあります。
セレブにとっては、他の国より快適に暮らせる側面があるのがアメリカです。
これが、アジアだとそうはいきません・・・。
金が全てではなく、よりストレスの少ない場所であることが、残り少ないサッカー人生の集大成の場としては望まれているのかもしれません。
イブラモビッチにとって、それがどれだけのウェート占めるか?
現状、知る術はありませんが、マンUとの交渉次第では、アメリカ行きという選択肢もあるような気がします。
しかし、こういった話題の時に、日本のJリーグは全く登場しないとうのが、今の日本サッカーのよろしくない状況を暗に示しているようにも思えるのですが、気のせいでしょうか。。。