ジェニファー・サーは世界陸上北京大会で頂点に立てるか?屋外での世界記録なるか?

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2015年の世界陸上北京大会では、女子棒高跳びのアメリカ代表、ジェニファー・サーがどのような跳躍を見せてくれるのか注目です。
 
今大会には、残念ながらもうその姿はないかつての絶対的女王、ロシアのイシンバエワと女王争いを繰り広げたジェニファー・サー。
 
 
ジェニファー・サーは、元バスケット選手であり、大学生の時から棒高跳びに転向するという異色選手です。
 
 
2008年の北京オリンピックで銀メダルを獲得し、頂点まで後1歩と迫ったジェニファー・サーは、2012年のロンドンオリンピックでは、女王イシンバエワを破り金メダルを獲得しました。(イシンバエワは銅メダル)
 
 
ジェニファー・サー(Jennifer Suhr)
 
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1982年2月5日生まれの33歳
身長:180センチ 体重:64キロ
出身地:ニューヨーク州シャトークア
 
自己ベスト
室内:5m02cm
屋外:4m92cm
 
 
 

世界陸上北京大会で念願の金メダルに手が届くか?

 
今年33歳を迎えた年齢からも、もしかしたら最後の世界陸上になるかもしれない北京大会に挑むジェニファー・サー
 
 
北京では、かつてオリンピックでおしくも銀メダルという過去があるだけに、こんどこそ金メダルという思いも強いのではないでしょうか。
 
 
室内では、2013年3月の「アメリカ室内選手権」で、5m02cmを飛び世界記録保持者のジェニファー・サー。
 
 
しかし、屋外では2009年の8月に「チューリッヒ国際」でエレーナ・イシンバエワがマークした5m06cmが世界記録として今も破られていません。
 
 
屋外では5m超えのジャンプを達成したことがない、ジェニファー・サーだけに、世界陸上ではその壁を破れるかも注目されています。
 
 

万能型アスリートだったジェニファー・サー

 
冒頭で大学生の時にバスケットボールの選手だったと御紹介したジェニファー・サーですが、陸上競技では、棒高跳び以外にも、100mと400mハードル、走り高跳びや槍投げも行っており、いずれの競技でも、大学新記録を打ち立て卒業するという逸話も持っています。
 
 
体格にも恵まれた万能型アスリートである彼女が選んだのが棒高跳び
 
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そんなジェニファー・サーにとって、やはり最も手に入れたいものは、屋外での世界記録更新であることは間違いありません。
 
 
ライバルである、イシンバエワが、2013年に母国ロシアで開催された「世界選手権」を最後に、「子づくり休暇」に入ったために、今回の世界陸上北京大会では両者の対戦は実現しません。
 
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しかし、イシンバエワは、2016年のリオデジャネイロオリンピックの出場は目指すことを明言しています。
 
実際に復帰が実現するのかは微妙なところではあります。
 
 
ジェニファー・サーもイシンバエワも、共に今年33歳ということもあり、もしかしたらもう2人が対戦することはない可能性もあります。
 
 
そんな中で迎える世界陸上で、屋外で初の5mジャンプ、そして世界記録である、5m6cmを超えることがジェニファー・サーにとっては、悲願であることは間違いありません。
 
 
世界陸上北京大会では、女子棒高跳びでは新たな新星の登場も期待されている中で迎えるだけに、ジェニファー・サーがどのような跳躍を見せてくれるのか期待したいと思います。
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