イングランドプレミアリーグの第2節で、レスターに所属する岡崎慎司が、プレミアでの初ゴールを上げました。
開幕戦ではチームの勝利に貢献しながらも、自身の初ゴールはお預けとなった岡崎慎司でしたが、得意の頭でボールを押し込み、2節目で初ゴールを上げ、この日もチームの勝利に貢献しました。
アウエーとなるこの日は、開幕戦で強豪アーセナルを破って勢いに乗るウエストハムの攻撃に序盤から苦しめられたレスター。
それでも、徐々に試合のリズムを掴み始めたレスターは、前半27分に、2トップを組むヴァーディーからのクロスをボレーシュート。
これはキーパーに防がれたものの、そのこぼれ球を頭で押し込むという、岡崎慎司らしいゴールでチームは先制。
さらに前半に、マハレズのゴールで、ウエストハムから2点目を奪い、アウエーのゲーム有利に進めました。
後半に、ホームのウエストハムに得点を許すと、流れを断ち切るために、62分に岡崎慎司に代えてカンテを投入となり、岡崎慎司はピッチを後にしました。
試合はこのままレスターが1点差で逃げ切り、アウエーで貴重な勝ち点3を獲得し開幕2連勝を飾りました。
差別発言の相棒ヴァーディーとのコンビにわだかまりなし?
開幕戦に続き、この日も2トップを組んだ、岡崎慎司とヴァーディー。
先だっての、アジア系男性への「ジャップ発言」で、クラブから罰金の制裁を受けたヴァーディーでしたが、自らの発言を深く謝罪したものの、岡崎慎司とのわだかまりが危惧されたのも事実。
しかし、岡崎慎司は問題ないと発言し、レスターのクラウディオ・ラニエル監督も、「2人の関係にはなんの問題もなく素晴らしいコンビになれる」とコメントしていました。
事実、この試合でも2人が前線でチームの攻撃を牽引し、ヴァーディーから岡崎慎司という形でゴールも奪いました。
試合後のインタビューで、岡崎慎司は、「ヴァーディーが素晴らしいボールをくれた」と語っています。
試合中にも違和感は感じられず、どうやら差別発言によるわだかまりはないようです。
プレミア初ゴールも決め、レスターサポーターの心もがっちり掴んだ岡崎慎司が、ヴァーディーとのコンビでレスターの中心としてチームをこのまま勢いに乗せて行けるか注目です。