北海道で開催されたLPGAツアーの「meijiカップ」で、1打差で3位タイとなった韓国のイ・ボミ。
ショットに安定性を欠きながらも、優勝争いに絡むあたりは、さすがといったところです。
3位タイということで、meijiカップでの獲得賞金は、585万円となり、年間獲得賞金も1億2千万を超えました。
イ・ボミ自身も試合後には、優勝を逃した悔しさは見せつつも、良い位置で試合を上がれたことで次に繋がると話ていました。
その口ぶりからは、賞金女王獲得への強い思いと自信を伺わせている様でもありました。
女子初の2億円超えで賞金女王獲得なるか?
今シーズンは、ツアーでここまでに7度2位を獲得して、年間の最多2位獲得という珍記録更新の可能性も出てきているイ・ボミ。(現在の記録は、ト阿玉の8回)
今シーズンここまで19戦を終えたイ・ボミ。
優勝こそ2度に留まるも、2位を7回獲得していることが大きく、獲得賞金を伸ばしています。
予選落ちは一度も無く、念願の賞金女王獲得に向けて順調なシーズンと言ってよいでしょう。
今シーズンは、まだ16戦残しており、このまま好調を維持できれば、十分に獲得賞金2億円突破が期待できるイ・ボミ。
次節の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」は、昨年、大山志保と菊池絵理香とプレーオフを争い優勝を飾っているコースです。
しかも、この軽井沢の優勝によって、史上3位のスピードで、「生涯獲得賞金3億円突破」となりました。
昨年のツアーの中でも印象的な大会であるため、イ・ボミ自身も気合い十分で迎えることになるでしょう。
※NEC軽井沢72ゴルフトーナメントは、8月14日(金)から8月16日(日)開催(長野県 軽井沢72ゴルフ 北コース)
以前、「引退も日本でしたい」と語っていたイ・ボミ。
今シーズンの結果如何では、来季はメジャーを主戦場にする可能性も出てくるだけに、日本のイ・ボミファンとしては、記録達成での賞金女王獲得を願いつつも、どこか複雑な気持ちなのかもしれません。