昨シーズンは、女子プロゴルフの賞金女王争いの終盤に失速して3位に終わった韓国のイ・ボミ。
自身の父親の死去もあり、精神面での疲労が終盤の失速の大きな理由であったことは明白です。
そして迎えた今シーズンは、7月24日から26日に開催された「センチュリー21レディース」終了時点で、1億800万を超えており、2位のテレサ・ルーの約6474万を大きく引き離しています。
日本を主戦場にし、着実にファンを増やしているイ・ボミ。
7月31日から8月2日には、山梨県で開催される、今年が初開催の「大東建託・いい部屋ネットレディス」にも参加します。
この大会は、「全英リコー女子オープン」と重なっており、メジャーツアーへの思いもありながら、日本国内ツアーを選択したイ・ボミにとっては、是が非でもこの大会の最初の優勝者として名を刻みたいとことでしょう。
イ・ボミは引退は母国ではなく日本でする意向
今シーズン初開催となる「大東建託・いい部屋ネットレディス」に参加するイ・ボミは、2016年に開催される、リオデジャネイロオリンピックで112年ぶりに復活するゴルフへの勧告代表入りも視野に入れている様です。
ただ、世界ランキングポイントが、メジャーの舞台で戦っているライバル達と開きがあることから、代表選出は現時点では困難と見られています。
日本でのツアーと海外メジャーのツアーでは獲得出来るポイントが違うため、このような結果になっていますが、イ・ボミとしては、まずは今シーズンの日本ツアーでの「賞金女王獲得」そこに集中したいとも口にしています。
イ・ボミの発言はツアーやオリンピックだけにとどまらず、引退についても及びました。
韓国でも女王を獲得したイ・ボミは、今後も日本を主戦場としてプレーをし、くるべき時が来たら、「引退も日本でしたい」語ったそうです。
日韓の関係が冷え込む中、日本のギャラリーの自分への声援が嬉しいと語るイ・ボミ。
これまでの韓国と日本でのプレーを振り返り、あえて引退をするときは日本を選択するというのです。
通常、韓国人はタレントでもスポーツ選手でも、日本で活動している際に、日本を好きとは口が裂けても言えないというのは暗黙の了解と言って良いでしょう。
そんな中での、イ・ボミの「引退も日本でしたい」という発言には驚きましたが、それだけここでの賞金女王獲得への思いがつ強いということなのでしょう・・・。
でも、まさか・・・・・
今シーズン賞金女王を獲得したら、来年からはメジャー挑戦とかいって、日本を離れて、アメリカかイギリスで引退したいとか言ったりしないですよね?
そのあたりがちょっと気になったりしました。
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