来月8月1日から開幕するサッカーの「東アジアカップ」
大会連覇を狙う日本代表ですが、開催国が中国とあって、政治絡みの反日の影響で、ピッチ内外で苦戦を強いられそうです。
今回、東アジアカップが開催される、中国の武漢は、国内でも反日感情が高いことでも有名なエリアです。
日本企業が多数進出する中国において、日本人客を受け入れない飲食店が未だに多く存在するのが、この「武漢」です。
尖閣諸島の領有権を主張するでも行為は、中国在住日本人の生命の危機に関わるレベルで展開されている危険なエリアです。
常々、中国で開催されるスポーツイベントでは、中国人の日本選手やサポーターに対する嫌がらせが問題視されていますが、果たして中国は国として、国外から白い目で見られないような大会運営が出来るか問われるのではないでしょうか・・・。
東アジアカップでハリルジャパンが警戒すべき事。
政治とスポーツを混在するというのは、本来筋違いの話ですが、中国や韓国の場合、どうしてもそのあたりが日本に対しては強く出てしまうお国柄です。
そのため、東アジアカップでは、試合中のブーイング等とは別に、試合以外の事でも注意を払う必要があります。
宿舎前でデモ行進をすつ輩が出てきてもおかしくないですし、バスを取り囲んだり練習場に挑発に訪れる中国人も出てくる可能性は十分にあります。
警備体制がどの程度整えられているのか、未知数な面もあるため、選手やサポーターの身に危険が及ばないことを願うばかりですが、これだけ世界的に影響力をもつ中国ですが、未だにそういった面では幼稚な顔をのぞかせるあたりが国内の情勢がいかに外部にでないよう抑えられているかの証でもあります。
かつて、2004年にアジアカップが中国で開催された際は、日本代表サポーターを中国人の集団が取り囲むという騒動が発生しています。
その際は、大事には至らなかったものの、中国人の国民性から言えば、変にい火がついてしまうと、命にかかわる可能性も否定できません。
近年、習近平 国家首席のサッカー好きもあって、国を挙げてサッカー強化に乗り出している、中国だけに国民のサッカー熱も高まっています。
相手が中国でなくても、反日感情をスタジアムに持ち込み中国人の観客がどれくらい出るのは分かりませんが、相手が中国代表とでもなろうものなら、観客の後押しで、選手そのものが暴力的になりやすい国民性があるだけに、ピッチ内でのトラブルを未然に防ぐ大会運営が中国には求められます。
ハリルホジッチ監督にとっても、W杯アジア2次予選のシンガポール戦の悪夢に続き、頭の痛い東アジアカップですが、この苦難をハリルジャパンはどう乗り越えるのか?
期待と不安を持って見守りたいと思います。
ちなみに、日本サッッカー協会の関係者は、「反日感情の強い地域みたいだね」とあまり深刻に受け止めてない様子です。
政府同様弱腰のサッカー協会は、日本代表を守る事が出来るのかなんとも不安な気持ちにさせられますが、これが今の日本サッカー協会の現実です。
今年始めの「AFCアジアカップ」では、準々決勝でまさかの敗退を喫し、連覇を逃しているだけに、この大会でも不甲斐ない戦いをすれば、アジアの盟主の座から欠落するような事態になるでしょう。
東アジアカップでは、初戦で北朝鮮と対戦する日本代表。
その後も、韓国、中国と因縁の相手だらけの東アジアカップを勝ちあがるためには、この初戦をしっかり勝ちきることが最低条件と言ってよいでしょう・・・。