ペレス会長は、ケイラー・ナバスを正GKで起用の方針?デ・ヘア獲得は来夏でOK?

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16年も過ごしたレアルマドリードから、ポルトガルのポルトへカシージャスが移籍したことで、いよいよかねてから獲得を希望していた、マンチェスター・ユナイテッドのGK、デ・ヘアの交渉が一気に決着か?
 
 
と思われたレアルでしたが、事はそう簡単ではありません。
 
2014-2015シーズン、前任のアンチェロッティ監督がカシージャス正GKに起用したことで、同シーズンに6年契約というビックオファーでレアルに移籍してきた、ケイラー・ナバスは、国内カップ戦や下位チームとの試合に出番が限られることとなってしました。
 
 
2014年のワールドカップにおけるスペイン代表での度重なるミスで、カシージャスに取って代われるはずだったケイラー・ナバスにとっては、アンチェロッティの方針はショックだったでしょう。
 
 
そして今夏の移籍市場で、カシージャスがチームを離れ、正ゴールキーパの昇進かと思いきや、クラブ側は、デ・ヘアの獲得交渉を粘り強く続けていると見られ、ケイラー・ナバスは複雑な思いにあることは想像に難くありません。
 
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しかし、ケイラー・ナバスは、ただ黙って、デ・ヘアの動向を見守っている訳ではなかったようです・・・。
 
 

ケイラー・ナバスはデ・ヘア入団なら退団も辞さない覚悟?

 
2014年のワールドカップブラジル大会で、コスタリカ代表のベスト8進出に大きく貢献したケイラー・ナバス
 
その神懸かり的なセービングは、コスタリカの躍進と共に、大会でも注目を集めました。
 
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ワールドカップでの活躍が高評価となり、レアルマドリードと6年契約という内容も、期待の現れ以外の何者でもありません。
 
にもかかわらず、レアルマドリードは、マンチェスター・ユナイテッドから、デ・ヘアを獲得しようとしていることに、さすがにケイラー・ナバスも黙っていられなかったようです。
 
 
ケイラー・ナバスは、クラブに対して、デ・ヘアを獲得して、2014-2015シーズンのカシージャスの時のように、自分を控えとも言える、セカンドキーパーの扱いとするのなら、このチームで新しいシーズンを迎えるつもりはないということを表明したようです。
 
 
ケイラー・ナバスは、年齢も28歳と、選手として脂が乗っている時期といってよいでしょう。
 
にもかかわらず、2シーズン続けてのバックアッパーはご免だという意思表示ですね・・・。
 
 

カシージャス放出はペレス会長がケイラー・ナバスを起用するため?

 
デ・ヘアとの交渉が難航する中、ケイラー・ナバスも気が気で無い状況が続いていると思われます。
 
今のところ、マンチェスター・ユナイテッドとの交渉が進展する兆しも見えていないようなので、このまま獲得交渉が破談となる可能性も高まっています。
 
 
そこは、セルヒオ・ラモスの獲得を画策するマンチェスター・ユナイテッドとの駆け引きなのかもしれません。
 
ただ、最悪の場合、レアルマドリードとしては、今夏でなくても来夏でも構わないという思惑も見え始めています。
 
 
というのも、もう1年まてば、デ・ヘアは、マンチェスター・ユナイテッドとの契約が満了を迎えるため、移籍金0円で獲得できます。
 
要は、ユナイテッドと移籍金について交渉する必要がなくなります。
 
 
そのため、「もう1年まてば?」という声がクラブ内からもマドリスタ達の間でも出ているようです。
 
そうなると、新しいシーズンの正GKは、ケイラー・ナバスということになり、彼自身も気持ちを新たにシーズンに望めることでしょう。
 
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万が一、思うような活躍をケイラー・ナバスが見せてくれなかった場合、問答無用でデ・ヘア獲得で、正GKとなり、ケイラー・ナバスがセカンドキーパーのポジションを告げられても文句は言えないのでしょうから・・・。
 
 
幸いなことに、レアルのペレス会長は、そもそもケイラー・ナバスを正GKで起用してほしいとベニデス新監督にも進言しているとされてます。
 
 
カシージャス放出もそのためだと見られますので、ケイラー・ナバスにとっては、心強い援軍と言えるのではないでしょうか?
 
プレシーズンマッチの開催が近づくなか、デ・ヘア、そしてセルヒオ・ラモスの去就はどんな結末を迎えるのかもう少しだけ時間が必要なようですね。
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