トライアスロン発祥の地、鳥取県米子市皆生で、今年も「全日本トライアスロン皆生大会」が開催されます。
今年で35回目となる「皆生トライアスロン」は、2015年7月19日の日曜日に開催されます。
7月20日(月)が「海の日」ということもあり、日程的には祝日の振替なども踏まえて、この時期に開催されます。
ということで、今回は、開催間近の皆生トライアスロンの大会概要と気になる「台風」の動きについて取り上げてみたいと思います。
全国の鉄人が集まる2015皆生トライアスロン
まずは、今更かもしれませんが、念のため、皆生トライアスロンの競技内について御紹介しますと・・・
水泳 3キロ(制限時間:7時から9時)
自転車 145キロ(制限時間:15時半)
マラソン 42.195キロ(制限時間:21時半)
これら3種目を連続して行います。
皆生トライアスロンの大会日程は以下のようになります。
<7月18日(土)>
10:00から12:30 自転車コースの一部下見
14:00から15:00 選手登録
15:00から17:00 開会式(全員出席)とルール説明
<7月19日(日)>
5:00から 受付開始
7:00 トライアスロンスタート
21:30 終了
<7月20日(月)>
9:30から10:00 受付
10:00から12:00 表彰式・パーティー
このようなスケジュールで進められます。
皆生トライアスロンの参加料や支給品について
皆生トライアスロンの参加定員は、940名となります。
驚くのはその参加費で、一人39,000円です。
これだけの費用を支払ってまで苦しい思いをしたいって、どれだけ「M」の人は多いんですか・・・。
ただ、この参加費には、表彰パーティーの参加費と損害保険料が含まれているので、ちょっとお高いのです。
まあ、本当に過酷を極める文字通りの鉄人レースなので、何か合った時のための保険は必須といえるでしょう。
皆生トライアスロンの参加者には、支給品として下記のものがございます。
・スイミングキャップ(ナンバー入り)
・レースナンバー(自転車・マラソン用計4枚)
・トランジッションバッグ
・記録表
・大会記念スポーツタオル
以上となります。
ちなみに、レースを完走すると、「完走証」と「大会特製フィニッシャーTシャツ」が手に入ります。
2015皆生トライアスロン、気になる台風の進路
今回の「第35回全日本トライアスロン皆生大会」で最も懸念されているのが、「台風11号」の進路です。
もし直撃ともなれば、レースへの影響は大きく、最悪の場合、大会中止に繋がるかもしれません。
今回の台風11号は、進行速度がかなりゆっくりとしたものであるようで、今のところ7月16日(木)頃に日本列島に接近・上陸する可能性が出てきているようです。
現在も、台風11号は北上を続けており、西日本への上陸というコースが見込まれています。
16日(木)から17日(金)あたりに、鳥取県もその進路に入っており、早めに過ぎ去ってくれれば、大会当日への影響は避けられれる見込みです。
出来れば日本列島を逸れてくれるよいのですが、そうもいかないようです・・・。
皆生トライアスロンでの過去の台風の影響
皆生トライアスロンでは、過去に一度だけ台風がレースに直接影響を与えたことがありました。
それは、第27回大会の時で、トライアスロン当日に台風が直撃し、第一種目の水泳が中止となりました。
状況的には、レースそのものが中止になる可能性もありましたが、大会当日天候が回復に向っていったこともあり、幸いにも自転車とマラソンが実施することができました。
このときは、水泳の代わりに、「第一ラン」としてマラソンを2度行っています。
台風直撃となれば、さすがに海に入る訳には行きませんので、致し方ない措置だったと思います。
2015皆生トライアスロンへの台風11号の影響は、今の進路と進行スピードであった場合、7月19日(日)への影響は低いと見られますので、無事開催となる見込みです。
台風が過ぎ去った後の気温の上昇が気になるところではありますが、鉄人の戦いに注目したいと思います。