レアルマドリードのGK、カシージャスが合意間近と報道されていた。ポルトガルリーグの名門、ポルトへの移籍が正式に発表されました。
レアルマドリードのゴールマウスを16年に渡り、700試合以上守ってきた生粋のレアル育ちの男がチームに別れを告げます。
カシージャスは、34歳にして新しいスタートを切る事になりました。
カシージャスの両親はペレス会長にご立腹?
ポルトガルのポルトへの移籍が正式に決定したカシージャス。
ベニデス新監督を迎え、タイトル獲得が至上命令のレアルマドリードにおいて、長年チームを支えてきたカシージャスは、戦力外通告を受けていたとされています。
そのことから複数のクラブからオファーがあったとされるカシージャス。
しかし、今回の移籍に関して、カシージャスの両親が相当ご立腹のようです・・・。
レアルのペレス会長について、「前会長と違い、ペレスは息子の事を決して愛する事無く、常にプレッシャーばかりを与えていた。他の選手とは違う接し方ですべてにおいて不公平な扱いを受け続けていた」
このようにカシージャスの両親はコメントというか、ペレス会長批判をマスコミの前で行いました。
移籍先のポルト批判まで飛び出した両親!ちょっと言い過ぎ?
息子のポルト移籍について、地元メディアの取材に応じた両親は、ペレス会長への批判だけでは収まらず、移籍先がポルトになったことについても口にしました。
カシージャスの両親に言わせると、1年前にイタリアのユヴェントスに放出した、FWのアルバロ・モラタが、欧州CLの準決勝でレアルマドリードを破り決勝に進む活躍を見せたことが、ペレス会長には面白くないというのです。
そのため、カシージャスのオファーの中に、ビッククラブからのものがあったにも関わらず、ポルトのようなスペインなら3部リーグのチームに相当するようなクラブへ息子を送り込んだ。
と、オファーを出してくれたポルトへの批判というか侮辱レベルの発言まで飛び出してしまいました・・・。
それくらい、長年のチームへの功労者である息子に対する、ペレス会長の対応に頭に来てしまったのでしょう。
両親は、「息子ふさわしいのはバルセロナのようなトップチーム」とも発言し、それはそれで色々大変ではありますが・・・。
気持ちは分からないでもありませんが、世界チャンピオンまでなった息子が、ポルトでキャリアを終えるようなことになるのが絶えられないようです。
美しい家族愛というには、あまりにも行き過ぎた発言のようにも思われますが両親の発言で、息子のカシージャが、チームでやり辛くなったどうするつもりなんでしょうね・・・。
親なら、そこまで考えて口を開くべきではないかと。
ペレス会長はともかく、ポルト批判はやりすぎでしたね。