連覇がかかった女子ワールドカップで、イングランドを準決勝で退けた、なでしこジャパン。
決勝の相手は、前回優勝を果たしたときと同じくアメリカです。
前回の敗戦のくやしさから、これまで以上の激闘になることは避けられませんが、勝ち上がってくるとどうしても気になるのは、なでしこジャパンの勝利ボーナスです・・・。
今回、準決勝で対戦したイングランドの場合、グループリーグ、ベスト8と、段階的にボーナスが支給されることになっていました。
では、なでしこジャパンの場合はいか程なのでしょう?
下世話ながら気になりました・・・。
なでしこジャパン4年前のボーナスはおいくら?
なでしこジャパンの場合、前回の2011年ドイツ大会での優勝ボーナスは、規定では150万円です。
ただ、なでしこの躍進により、日本中が女子サッカーで盛り上がった事もあり、このときは、当時の日本サッカー協会、小倉会長が、規定を改正しボーナスを出す事を明言しました。
その結果、優勝ボーナスとスポンサーからの報奨金などで、一人あたり推定600万円が支給されたと言われています。
ちなみに、今回、準決勝でなでしこジャパンに敗れたイングランド代表が、もし優勝した場合は、日本円で約672万円を支給するとされていました。
そうなると、後一つまでというところまできた、なでしこジャパンのワールドカップ連覇が実現した場合、いったいどれくらいのボーナスがまっているのでしょう・・・。
ワールドカップ連覇達成で小倉名誉会長がボーナスUPを示唆
カナダ開催中の2015FIFA女子ワールドカップの視察に訪れていた、日本サッカー協会の小倉名誉会長が、連覇を達成した場合は、優勝ボーナスの増額を行う可能性を示唆しました。
今大会は、前回のドイツ大会の時と比べて、大会の賞金総額が5割も増額されています。
その額、日本円で約18億4千5百万です。
優勝賞金も前回の倍となる200万ドルになっています。
今大会もテレビでは、NHK-BS、そして地上波ではフジテレビが放送おり、勝ち進むたびに、前回のドイツ大会を思い起こさせるように日本国内でも盛り上がりをみせています。
経済効果なども踏まえると、協会としてそれ相応のボーナスアップをしてくれるはず。
でなければ、女子プロサッカーがこれだけ盛り上がる中、金銭面でも夢のあるものになっていってほしいですからね。
優勝ボーナス増額がかかった?なでしこジャパン対アメリカの決勝戦は、日本時間、7月6日(月)午前8時からとなります。
準決勝と同じく、またしても平日の朝という、勤勉な日本人にとって、最も辛い日時での試合となります・・・。