レアルマドリードのセンターバックに続き、最後の砦、GKのカシージャスもレアル退団の報道が出ています。
DFのラモスとペペの場合は、まだ移籍より残留の可能性がありますが、GKのカシージャスは、来季から指揮をとるベニデス新監督の構想外とのことで、レアルを退団することが決定的なようです。
今オフは、カシージャスが残留しようが移籍しようが、クラブはマンチェスターユナイテッドのGK、デ・ヘアの獲得に動くことが明らかとなっています。
カシージャス自身は、かねてからレアルマドリードで選手としてのキャリアを終えたい意向でしたが、その思いはライバルとの競争を待たずして終わりを告げようとしています。
ベニデス監督、カシージャスに直接戦力外である事を伝えた?
スペイン現地のメディア、「マルカ紙」によると、カシージャスに戦力外通告を行ったのは、クラブ側でなく、ベニデス監督が直接告げたと報道しています。
チームの守護神として長年貢献してきた選手に対する、敬意を払っての行動なのかもしれません。
報道通りであれば、残留を望んでいたカシージャスとしてはショッキングな宣告となりますが、果たしてレアル、そしてスペインの守護神は、来シーズンどこでプレーするのでしょうか?
カシージャスはレアルを退団しても引退のつもりはない?
カシージャスは、今年34歳とベテランながら、ゴールキーパーというポジションとしては、まだまだ現役続行も十分に可能な年齢と言えます。
そこでやはり気になるのは、レアルを本当に戦力外となったとして、どこのチームでプレーをするのかということです。
現時点で、可能性として上がっているのは、プレミアリーグとセリエAの複数チームからのオファー、そして、移籍金が発生しなかった場合に限り、リーガのクラブも獲得の意思を示すと見られています。
ただ、移籍先として最有力候補と言われているのが、トルコリーグのベジクタシュだとされています。
カシージャスは、今後どのチームでプレーするのか?
おそらくそう遠くない次期にはっきりするのは間違いなさそうです。
ちなみに、セルヒオ・ラモスについては、今回、レアルが獲得を目指している新守護神、デ・ヘアと交換での獲得をマンUが望んでいるとの報道もありますが、現実的な話ではないと見られています。
銀河系軍団からは今オフも目が離せそうにない展開が待っていそうです。