結局ハリルジャパンもメンバー固定化へ?そうせざる得ない戦力しかいないってこと?

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ワールドカップロシア大会に向けてのアジア2次予選の大事なホームでの初戦、対シンガポール。
 
しっかり勝って勢いを付けるはずが、攻めても攻めても得点は入らず、まさかのスコアレスドロー。
 
 
ハリルホジッチ監督も、この試合を振り返り、「こんな経験は初めて」と口にするほどのあり得ないゲームでした・・・。
 
 
そんな中、やはりというか勝てなかったせいか?
 
 
「ハリルジャパンも結局メンバーを固定するのか?」
 
とう意見が出てきているようです。
 
 

ハリルホジッチ監督でもメンバー固定の方針が受け継がれる?

 
実際問題、シンガポール戦の前に行われた、本田圭祐選手にいわせれば練習試合の、キリンチャレンジカップでのイラク戦。
 
この試合と、今回のシンガポール戦のメンバーは、サイドバックの長友が太田に代わっただけでした。
 
 
この布陣は、正直意外なものでした。
 
 
もうちょっと先発メンバーを代えてくると思っていただけに、驚きました。
 
この微妙な感じは、ザッケローニ、アギーレと同じニオイがしています(汗)
 
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就任当初のハリルホジッチ監督を見る限る、メンバーチェンジを積極的に行うイメージだっただけに、なぜなのか不思議でなりませんでした。
 
 

ハリルジャパンも欧州組を無条件で優先?

 
ハリルホジッチ就任から3ヶ月がたち、多くの選手が招集されるなか、やはりその中心は欧州クラブに所属する選手なのは明らかでした。
 
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このあたりについては、今回代表に招集されなかった、Jリーグでプレーする、大久保選手が、監督批判とも受け取れる発言をして話題となりました。
 
 
「欧州でプレーしていれば、日本代表に無条件で入れるか?」
 
 
そんな声は、大久保選手のみならず、Jリーグの多くの選手が感じているのかもしれません。
 
ザッケローニやアギーレがそうだったように、ハリルホジッチも、基本構成は欧州組であることは明白です。
 
 
しかし、裏を返せば、それだけJリーグでプレーする選手と欧州でプレーする選手は違うという現実が少なからずあるのも確かです。
 
 
なんだかんだ言っても、日本のサッカーレベルは、まだまだ世界レベルではありません。
 
スピード一つとっても、欧州のクラブチームとは、大きな違いがあります。
 
 
日本のサッカーは、どこかゆったりしている感じです。
 
その象徴が、遠藤選手とも言えます。
 
 
緩急と言えば聞こえが良いのですが、そんな単純な事ではありません。
 
 
勝負どころで見せる欧州や南米の選手のスピードは、多くの日本人選手にはないものです。
 
こればかりは、結局、欧州に出て行って肌で感じるしかありません
 
 
そのあたりの危機感を少なからず感じてるのが、柴崎選手でしょう。
 
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Jリーグの中でも、彼はそのあたりの意識が常日頃強い選手です。
 
 
だからこそ、欧州組がスタメンに名を連ねる中、ハリルジャパンでは、柴崎選手がピッチ立てるのです。
 
要は、欧州組を優先しているのではなく、少しでも世界と対等に戦おうと思うと、そっちを選択せざる得ないだけなのです・・・。
 
 
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それが、今の日本のレベルである、一向に改善の兆しが見えない大問題でもあります。
 
このあたりは、日本サッカー協会の体質の問題もあって、容易には事は進みませんが、「欧州組が優遇されている」なんて愚痴っていないで、自分のレベルを世界基準に高める努力を国内の選手には望みたいと思います。
 
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