女子フィギュアスケートで1年間の休養後、現役続行を宣言した浅田真央さんの復帰戦が、GPシリーズの第3戦にあたる「中国杯」に決定したことが明らかとなりました。
中国杯は、2015年11月6日〜8日にかけて中国北京にて開催されます。
併せて、GPシリーズ最終戦となる、NHK杯(長野市ビックハット)へも出場する事も決まりました。
これまで、浅田真央さんの関係者や佐藤コーチはGPシリーズへは出場しない方針を表明していましたが、練習が順調に進んでいるようで、ゴーサインが出た様です。
大会まで、後4ヶ月半ちょっとという中、元女王がどれだけコンディションをGPシリーズに向けて上げてくるか、さらに注目を集めそうでです。
1年のブランクの影響を心配する声を一掃出来るか注目
1年間の休養を経て、最終的にスケートを忘れることが出来ず、現役続行の道を選んだ浅田真央。
いくら世界トップレベルの選手といえども、1年も試合から遠ざかっていたら元の状態に戻すのは簡単ではありません。
そもことも踏まえ、GPシリーズへの参戦については、慎重な姿勢を見せていた浅田陣営でしたが、想定以上に状態が上がってきていることで、実践にトライいうことになったようです。
浅田真央さんは、現在カナダで振り付け師のニコル氏と新シーズン用のプログラムを作成中とのことですが、時間的な問題もあり、これまでのプログラムでの再演を視野にも入れているようです。
浅田真央さん自身は、2014年の世界選手権レベルに上げないと試合には出れないと考えていることを、以前明かしていましたが、試合出場を決めたということは、GPシリーズの中国杯が開催される、11月までの残り4ヶ月半ちょっとの間に、仕上げることが可能と判断してのことだと思われます。
どちらにしても、大きな注目を集める復帰戦だけに、中国杯とNHK杯での出来次第では、その後の現役続行の可否が再度検討される可能性もあるかもしれません。
何はともあれ、GPシリーズ出場を決めた以上は、シリーズの上位6人&6組が進出できるGPファイナル(バルセロナ)を目指すことになることでしょう。