セルジオ越後が日本代表のイラク戦に物申す!噛ませ犬状態の相手にまやかしの快勝?

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サッカー解説者のセルジオ越後氏が、6月11日(木)に行われた、サッカー日本代表の親善試合、対イラク戦について物申しました・・・。
 
 
この試合は、開始早々に本田圭祐選手のゴールで先制し、その後もイラク陣内に押し込み再三チャンスを作り、前半だけで3点を上げ、後半にも終盤から途中出場の原口選手がゴールを決め、危なげない試合で、4対0と快勝しました。
 
しかし、セルジオ越後氏は、「期待はずれ」と切り捨てます。
 
 
確かに、あまりにも酷い試合を展開したイラク。
 
 
どうみても、中東の強豪とは思えぬ試合運びで、まるで日本代表が、ロシアW杯のアジア2次予選シンガポール戦に向けての「かませ犬」でしかなかったように思います。
 
セルジオ越後氏は、こんなイラクとやるくらいなら。Jリーグ選抜か大学選抜の方が、もっとましな試合になった語っています。
 

イラクはなぜ何もできなかった?

 
日本がアジア2次予選のシンガポール戦に向けてベストメンバーを組む中、イラクは明らかにベストメンバーとはいいがいた状態。
 
当然、イラクはイラクで予選が控えていますし、移動などの疲労も考慮して、温存したと言って良いでしょう。
 
 
イラクにとっては、このタイミングでの日本戦は、全く重要視する必要がないということなのでしょうから。
 
コンディションそのものにも難があったせいか、日本のゴールを脅かすシーンは皆無でした。
 
 
この試合で、本当に喜んでいるのは、日本サッカー協会と中継を行ったテレビ朝日のサッカー解説者、松木安太郎さんと会場にいるお客さんくらいかもしれません。
 
 
これでは、今回の一戦とシンガポール戦のための合宿中に本田圭祐選手が語った、「練習試合」まさにそのままです。
 
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彼は、今回のイラク戦がそういうものだと事前に知っていたのでしょうか?
 
そう思えるくらい、彼の発言はこの試合の意味を理解しているようでした。
 

セルジオ越後が危惧する代表のレベルアップと協会の姿勢

 
元々、国内で数少ない日本代表へ辛口のコメントが出来るセルジオ越後氏。
 
残念なことに、多くのサッカー解説者は、日本代表に物申す人がいないというのが現状です。
 
 
それはマスコミも同様です。
 
 
セルジオ越後氏は、こんなレベルの相手との試合を何試合重ねても日本代表のレベルアップには繋がらないと苦言しています。
 
常々、日本代表の親善試合はこういうことが多いのが特徴です。
 
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なぜなら、日本という島国は、欧州や南米の強豪国にとっては、移動という大きな問題があります。
 
選手のコンディションを考慮すると、わざわざレベルの低い日本と無理に試合を組む必要性がありません。
 
それならば、欧州で力のある国々試合をしたほうが代表の強化に繋がります。
 
 
その上、もし欧州や南米の強豪国を呼ぶとなれば、ギャラもそれなりに必要となるため、日本サッカー協会のうま味が減ってしまうということ。
 
以前から言われている、協会の代表強化より利益優先という姿勢は、こういう場面でも顕著に現れているため、日本代表のホームゲームは、つまらない試合が多いのです。
 
 
はっきり言って、練習試合に、埼玉や横浜のスタジアムを使って、高いチケットまでファンに買わせて見せるとは、愚の骨頂以外のなにものでもありません。
 
結局は、昨年のブラジルW杯の惨敗は教訓として全く活かされていないことが露呈しましたし、マスコミもネガティブな話題は封印し、日本快勝の見出しで新聞の部数やTV視聴率を伸ばすことしか考えていないでしょうから、この先もまだまだ代表の新の強化には向かいそうに無い気配です。
 
 
このあたりアジアの島国ならではの問題でしょう。
 
こんなノーテンキな試合をして喜んでいるは日本くらいのものです。
 
 
気がかりは、ハルリホジッチ監督がそのあたりを見越して、今後、協会に物申してくれるのか?それともそつなく言われたことをこなすやっつけ仕事になってしまうのか?
 
不安を苛立を抱えながら見守りたいと思います・・・。
 
 
そのためにも、セルジオ越後氏のように、社交辞令なしで物申す人が増えなければなりませんね。
 
 
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