今シーズンは、終盤に怪我によりチームを離れることとなってしまった、レアルマドリードのFWカリム・ベンゼマ。
FWでありながら、得点力よりもポストプレーを始めとするパス出しは勿論、ボールのキープ力も高く、守備でも汗を各選手として重宝していると言える選手です。
そんなベンゼマに、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍の可能性が報じられています。
ベンゼマの代理人がマンUに接触?
現時点では、スペイン国内のメデァアでは、ベンゼマがレアルマドリードを出て行く可能性はかなり低いとみているようです。
しかし、その一方で、イギリスのメディアは、ベンゼマの代理人がマンチェスター・ユナイテッドのCEOである、ウッドワード氏と接触していることを報じています。
このことについて、ベンゼマの代理人を努める、ジャジリ氏は、マンUとの接触を否定し、来シーズンもベンゼマはレアルマドリードでプレーするとコメントしています。
このあたりは、代理人のコメントなので丸々信用する訳にはいかない面もありますが、今シーズンのベンゼマのチーム内での立ち位置を考えると、レアルを出て行く可能性が低い様にも思えますが、こればかりは断定はできません。
ベンゼマの去就はベニデス監督次第?
シーズン終了直後にアンチェロッティ監督を解任し、先日、後任監督として、前ナポリ監督のベニデス氏が新監督として就任しました。
もしかしたら、ベニデス監督の戦術が、ベンゼマの去就に大きな影響を与えるかもしれません。
ベニデス監督は、これまで一貫し基本フォーメーションを、「4-2-3-1」としています。
FWはワントップになります。
そのため、もう一人の今後の去就が注目されている、レアルのエース、クリスティアーノ・ロナウドが残留となった場合、ワントップをロナウドにするのではないかとみられています。
もしくは、先日獲得は困難と報じられた、マンチェスターシティのセルヒオ・アグエロの獲得交渉、もしくはそれに見合う選手の獲得を目指すかもしれません。
その場合、どちらにしてもベンゼマのポジションの保証はありません。
ただ、ベンゼマの場合、中盤のサイドでのプレイは対応できるため、ベニデス監督の戦術には問題なく適応できると言えます。
それでも、監督が変わるということは、選手の好みも違ってくるということがあります。
そのため、ベンゼマとて、今オフのクラブの補強によっては、スタメンに入れない可能性があるのもまた事実。
そうなると、ベンゼマの去就は、ベニデス新監督次第で一気に状況が変わる可能性もあるのかもしれません。
どちらにしても、スター軍団のレアルマドリードは、今オフの補強も例年通り、目が離せないことになるように思います。