前節でライバル、バルセロナに首位を明け渡してしまったレアル・マドリード。
ホームにレバンテを迎えての第27節は、次節のバルセロナとの直接対決となる伝統の一戦、クラシコを前に絶対に負けられない一戦となります。
アンチェロッティのメンバー固定の弊害で、怪我人続出のレアルでしたが、この試合からモドリッチでとセルヒオ・ラモスが復帰しました。
※モドリッチは、この試合の前にCLのシャルケ戦で途中出場を果たしておりますが、リーガへは今節が復帰戦となります。
クラシコを前に大きな復帰となり、このレバンテ戦に勝利して時節へ弾みをつけたいところです。
レバンテ戦では、モドリッチの復帰により、クロースを先発から外しルーカス・シウヴァを中盤の底に置きました。
ここまで試合に出ずっぱりで疲労の色が濃かったクロースをクラシコ前に休ませるということなのでしょう。
このあたりは、シーズン通して選手起用を行える采配であれば(ターンオーバー)こんなにもけが人が続出しなかったのではないかと悔やまれるここまでのアンチェロッティの采配です(汗)
試合は序盤からレアル・マドリードがレバンテを圧倒する展開となり、再三レアルがチャンスを作ります。
そして、前半17分にベイルのゴールでホームのレアル・マドリードが先制。
ベイルは10試合ぶりのゴールです。
今シーズンは、色々とマドリスタから批判を浴びているベイルですが、ゴールをキッカケに状態が上向くと良いのですが。
それ以上に気がかりなのは、チャンスは再三ありながらゴールにつながらないロナウド。
しかし、前半40分にカルバハルの折り返しをシュートしたロナウドのボールがゴールに吸い込まれ待望のゴールかと思いきや、最後にベイルの脚にわずかに触れており、記録はベイルのゴールに。
試合は優位に進めるも、スタジアムにいるマドリスタは複雑な気分かもしれません。
後半もやはり試合のペースはホームのレアルが握ったまま進みます。
レバンテは守備に追われる時間が長いせいか、たまの攻撃のチャンスも自らのミスでつぶしてしまいます・・・。
そんなレバンテ相手に、後半もチャンスを再三作りながら追加点が奪えないレアル・マドリードですが、珍しく?アンチェロッティ監督が選手交代を立て続けに行い、後半37分には交代枠を使い切りました(苦笑)
このあたりは、時節のバルセロナとの首位攻防戦となるクラシコを意識してのことでしょうか・・・。
そんな中、レバンテのMFカマラサがアクシデント(太もも裏を痛めた?)で後半42分にピッチを後にし、残り時間が少ないものの、レバンテは一人少ない状態となります。
結局試合はこのまま終了し、後半に追加点を奪えなかったレアルでしたが、時節のクラシコに向け、ベイルの2ゴールで4試合ぶりの勝利とはなりました。
時節第28節、伝統の一戦クラシコは、3月23日(月)AM4:45(日本時間)からWOWOWで生中継されます。
バルサのホーム、カンプノウに乗り込むレアルは首位を奪還出来るのか?
注目の首位攻防戦となります。