横綱白鵬が母国後輩の逸ノ城を「甘ちゃん」と一喝!
今週末に開幕する、大相撲初場所で史上最多の33度目の優勝を目指している横綱の白鵬が、時津風部屋に出稽古に言った際に、母国モンゴルの後輩である、注目の関脇、逸ノ城を一喝しました。
この日、逸ノ城は、出稽古には参加たものの右肩痛と腰痛のため大事をとって稽古をせず、土俵の外で横綱の稽古を見ていました。
そんな逸ノ城に対し、白鵬は、「(痛みについて)やらない事も大事だが、今やらないと今後に響くし、若いからか考えが甘い」と
苦言を呈しました。
この発言は、わずか5場所で関脇に昇進した、母国後輩が将来の横綱候補であるとみているからに他なりません。
角界には、「3年先の稽古」という言葉が古くからあり、その意味するところは、若い時にしっかりと稽古をすれば3年もたつと力がつくというものです。
わずか5場所で関脇に昇進した逸ノ城が、このままだと3年後が心配という意味での苦言でした。
先場所は期待に逸ノ城が、今後、関脇昇進前の勢いを取り戻せるかどうかは、やはり、稽古にかかっているということなのでしょう。
逸ノ城が、横綱の言葉をどう受け止めるかで、今後、絶対的な横綱である白鵬を脅かす存在になれるかどうかが決まります。