セルヒオ・ラモスの契約は大丈夫?ペレス会長が考える広告価値がネック?

 
ramosunenpouhirakiumarazu
 
レアルマドリードのセルヒオ・ラモスの去就が未だ落ち着かない状況が続く中、獲得を希望しているとされる、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、再オファーを出したと報じられています。
 
 
マンチェスター・ユナイテッドがレアルマドリードに提示した、移籍金は日本円で約60億円と高額なものと言われています。
 
しかし、レアルマドリード側は、ラモスの移籍金については、その倍額である120億円程度に設定しているとされています。
 
 
その設定額から見れば、クラブとしてはセルヒオ・ラモスを放出する意思がないと言って良いのはないかと思われます。
 
しかし、レアルマドリードがセルヒオ・ラモスに契約延長交渉時に提示した年俸は、彼のプライドを到底満たせるものではないようで、難しい状況が続いています。
 
 

レアルのペレス会長が考えるラモスの広告価値が開きの原因?

 
今夏のセルヒオ・ラモスとレアルマドリードの契約延長交渉が難航している原因は、年俸に対する開きになります。
 
セルヒオ・ラモスは、日本円で約14億円前後を希望しているとされています。
 
ramosuimadakimaraszu
 
しかし、クラブ側提示した額は、およそ10億円あたりと見られています。
 
 
両者の開きは大きく、交渉が進まないまま、えセルヒオ・ラモスとペレス会長の関係も悪化している状況にあると報道されています。
 
何かと物議を醸すペレス会長ですが、セルヒオ・ラモスへ提示している年俸については、当初から、実績と広告収入価値がベースと言われています。
 
 
ペレス会長は、言わばセルヒオ・ラモスの商品価値として、10億弱が妥当ということのようです。
 
 
しかし、ラモスとしては、10年に渡りチームに貢献し、新シーズンをキャプテンとして迎える方向である以上、譲れない部分があるでしょう。
 
個人的には、セルヒオ・ラモスが希望する年俸はチーム内の格差にも関係があるようにも感じます。
 
 

レアルマドリードの主力選手の年俸がラモスを強気に?

 
銀河系軍団とも称されるレアルマドリードだけに、チームの主力メンバーの年俸も、当然ビックなものになります。
 
あくまで推定ですが、主立った選手の年俸を高額な順に見てみると・・・
 
 
 
クリスティアーノ・ロナウド 約23億4千万円
 
ガレス・ベイル 約15億円
 
カリム・ベンゼマ 約11億円
 
ハメス・ロドリゲス 約8億3千万円
 
トニ・クロース 同上
 
ルカ・モドリッチ 約6億2千万円
 
マルセロ 約5億5千万円
 
 
一先ずこのような感じとなります。
 
 
マルセロは、先日クラブ側から2020年までの契約延長が発表されました。
 
おそらく、年俸の上乗せもあると思われます。
 
 
 
クリスティアーノ・ロナウドについては、ペレス会長の考える広告価値とう観点から別格というのは頷けます。
 
ronaudosyouhinkati
 
しかし、セルヒオ・ラモスからしてみれば、昨季までは、2014-2015シーズンに加入した、ハメスやクロースより低い年俸であったことが面白くないのは想像似難くありません。
 
 
今回の契約延長交渉では、その両者を上回る提示とはなったものの、セルヒオ・ラモスとしては、納得がいかないというところのようです。
 
 
ただ、ここでネックとなるのが、ペレス会長が考える「広告としての価値」
 
peresudousuruno
 
セルヒオ・ラモスの商品としての価値については、少なくともハメス・ロドリゲスより高いとは見ていないように思われます。
 
 
彼の年俸より高額な10億前後とされる提示額は、あくまでセルヒオ・ラモスのこれまでの実績と新キャプテンとしての期待値ではないかと・・・。
 
 
レアルマドリードとしては、世界的マーケットとして考えた場合、広告塔としては、DFのラモスより攻撃的MFのハメスの方が高いということなのでしょう。
 
となると、ペレス会長政権である以上は、到底4億の開きが埋まるとは思えないのですが、果たして両者は歩み寄れるのでしょうか・・・。
スポンサードリンク
スポンサードリンク