ベニデス率いるレアルが開幕戦でまさかの無得点でドロー発進!噛み合なかったチームは次節以降修正なるか?

 
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4年ぶりに1部に昇格したS・ヒホン相手にまさかのスコアレスドローでリーガ開幕戦を白星発進とはいかなかったレアルマドリード
 
いくらホームの大声援をS・ヒホンが受け発奮したとは言え、26本ものシュートを放ち、1点も奪えなかったのは痛かったです。
 
 
開幕前からベイルをトップ下に置く事を明言していたベニデス監督。
 
 
開幕戦は宣言通りに、ベイルをトップ下に置き、ベンチスタートが予想された、イスコが右サイドで先発出場しました。
 
 
左にロナウドで、結果的に、ハメス・ロドリゲスがベンチスタートという勿体ない事になっています。
 
 
これだけのメンバーを揃えても、申し訳ないですが、明らかに格下と言って良いSヒホン相手に1点も奪えなかった要因とはどこにあったのでしょう・・・。
 
 
 

新システムには時間が必要だが、あまりにもチグハグだった攻撃

 
 
リーガ開幕戦のレアルは、攻撃の時間こそ長かったものの、決定的と呼べるチャンスは数える程しかありませんでした。
 
 
前線の選手の連携も、明らかにチグハグで、ボールが繋げない場面も目立ちました。
 
 
この試合で、本来1トップに入るはずのベンゼマが欠場した関係で、そこに入ったのはヘセでした。
 
このベニデス監督の選択は、正直、意外なものでした。
 
benitezsyuusei
 
トップ下と宣言しているベイルをトップにいきなり置くとは思いませんでしたが、ロナウドを1トップという選択ではいけなかったのでしょうか・・・。
 
 
いくら今季昇格のS・ヒホン相手とは言え、開幕戦を白星発進するのは、ベニデス監督の「シーズン最初のノルマ」といっても良いはず。
 
にもかかわらず、ヘセを選択したベニデス監督。
 
 
2列目のロナウド、ベイル、イスコとの関係もどこどなくかみ合っていない感じを受けました。
 
ただ、それは、2列目の3人にも言えることでした。
 
 
試合中にトップ下のベイルが左サイドに移動し、ロナウドは右に入るなど、ポジションを流れのなかで入れ替えていくものの、こちらも消化不良の状態になってしまいました。
 
 
中盤の底から好守に渡りゲームを組み立てるはずのモドリッチとクロースも、それほど効果的な展開は出来ず、モヤモヤした攻撃を繰り返しているようにも見えました。
 
 
勿論、そこにはホームのS・ヒホンの頑張りがあったのもの事実。
 
優勝候補のレアルマドリード相手に、勝ち点3を狙うべくカウンター攻撃をしっかり意識した選手達は、引き分けでもまるで勝者のようでした。
 
S・ヒホンにとっては、そもそも引き分けでも御の字の試合だっただけに、納得のいく開幕戦となったと言えるでしょう。
 
 
対して消化不良のレアルマドリード
 
ベニデス監督のイライラした様子も垣間見えました。
 
 
ベイルのトップ下というこれまでにない形を取ったとは言え、それ以外はトップレベルの彼らにとっては、それほど混乱するようなフォーメーションやメンバー構成とまでは、思えない試合だけに、一体何がズレているのか気になるところです。
 
beirukinousuruka
 
次節のホーム開幕となる2戦目は、ベティスとの一戦となります。
 
 
当然のことながら、勝ち点3以外は、マドリスタが絶対に許してくれない試合となります。
 
ベニデス監督の手腕に注目したいところです。
 
 
 

レアルのロナウド開幕ノーゴールはクラブ歴代最多得点記録へのプレッシャー?

 
今シーズンもゴールの量産が期待されるクリスティアーノ・ロナウド。
 
彼が今季もレアルのエースであることは間違いありません。
 
 
そんな、ロナウドでしたが、フラストレーションの溜まる開幕戦となり、期待されたゴールは出る事はありませんでした。
 
 
ノーゴールで終えた、S・ヒホン戦の後、ロナウドはインスタグラムに、以下のような投稿をしています。
 
 
「愛が僕を強くする。憎しみは僕を無敵にする。」
 
 
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何かのミュージカルの台詞のようにも思える、この言葉の真意とはなんだったのでしょう?
 
ロナウドと言えば、アウエーゲームでは、ボールを持つと、必ずと言って良い程、相手チームのサポーターからブーイングが起こります・・・。
 
 
もはや、リーガの名物と言っても差し支えないくらいです。
 
 
「憎しみは僕を無敵にする」というのは、もしかしたら、相手チームのサポーターがブーイングをすればするほど、自分が発奮する材料になるという意味なのかもしれません。
 
 
もしくは、マドリスタがノーゴールに終わったエースに対して厳しい言葉を浴びせる事が、自分を強くしてくれるという意味なのかもしれません。
 
 
ロナウド自身が、その発言の真意を説明している訳ではないので、あくまで推測ですが、この2つの内のどちらかではないかと思われます。
 
 
ロナウドと言えば、今シーズンは、偉業の達成が間近に迫っています。
 
それが、「レアルマドリード歴代最多得点記録」です。
 
 
これまでのクラブの最多得点記録は、ラウールの323ゴールになります。
 
 
ロナウドは、昨シーズン終了時点で、後9ゴールまで迫っています。
 
 
昨シーズンまでのゴールを量産するロナウドから見れば、怪我さえなければ、シーズン序盤に記録更新は間違いないでしょう。
 
しかし、いよいよ迫った大記録に、さすがのロナウドもプレッシャーを感じて、9ゴールが遥か遠くに思えているのかもしれません・・・。
 
 
どちらにしても、ロナウドの記録達成には、新しいシステムとベイルとのマッチングが欠かせないということはあるのでしょう。
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