マンUがミュラー欲しさに移籍金を大幅アップで再提示も獲得は困難?

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プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、今夏にドイツブンデスリーガの強豪、バイエルン・ミュンヘンのFW、トーマス・ミュラー獲得を希望し、日本円で約111億円というビッグオファーを提示しましたが、断られています。
 
 
ミュラー自身も、バイエルン・ミュンヘンでのプレーや生活に満足しており、移籍を検討する意思すらないことを口にしています。
 
今回、それでも諦めきれないマンチェスター・ユナイテッドが、バイエルンに再オファーとして、移籍金をさらに上乗せし、約135億程度を提示したと報道されています。
 
 
しかしバイエルンは、先だって、MFのシュバイン・タイガーをマンチェスター・ユナイテッドに放出し、サポーターは大きなショックを受けたばかりです。
 
この時の移籍金が、約27億円前後ではないかと見られています。
 
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シュバイン・タイガーについては、年齢的に30歳になったことと、チームに中盤の選手が育ってきていることで、チームを率いる、グアルディオラ監督が、彼を新シーズン必ずしも必要としていなかったというのがあります。
 
 
来年控えるユーロ2016を考えると、バイエルンに残留しても、ベンチを温める事が増えるのは避けたかったということもあるでしょう。
 
そんな中、果たしてクラブはミュラーを手放すことがあり得るのでしょうか?
 
 

マンUがミュラーを獲得出来る可能性が低い理由とは?

 
今回報道されている、マンチェスター・ユナイテッドがバイエルンのミュラー獲得のいために提示した移籍金が本当なら、かつてマンUに所属していたクリスティアーノ・ロナウドをレアルマドリードが獲得した際の、約140億弱に匹敵する巨額なオファーとなります。
 
 
しかし、今回のオファーに限らず、昨夏にマンチェスター・ユナイテッドがミュラー獲得のオファーをバイエルンに出した際にも、クラブもミュラー自身も移籍を拒否しています。
 
そのため、今夏のオファーも成立する見込みはかなり低いと言わざる得ないでしょう。
 
 
ミュラーは、昨年のワールドカップのドイツ優勝に貢献し、クラブのリーグ制覇にも大きな役割を果たしている25歳です。
 
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マンチェスター・ユナイテッドがほしがる理由も分からないではありませんが、ミュラーとしては、ドイツで充実したサッカーが出来ている状況で、あえてプレミアリーグにいく理由はありません。
 
 
しかも、相手は金にものを言わせて、次々とビッグネームを毎年のように獲得しています。
 
 
ミュラーが移籍したとして、そこで試合に出場する機会が激減するようなことでもあれば、これからピークを迎える選手としては、たまったものではありませんし、先ほども申しました様に、来年には「ユーロ2016」が控えています。
 
 
ドイツ代表として、ワールドカップに続く栄冠を手に入れるためには、チームを移るというのは、今のミュラーにとっては、リスクの方が大きいのです。
 
このような事から、ミュラーとしては、断固移籍を拒否というのが正直なところでしょう。
 
 
バイエルン・ミュンヘンとしても、ミュラーはチームに欠かせない戦力であり、グアルディオラ監督も高い信頼を寄せていると言って良いでしょう。
 
しかも、クラブは、シュバイン・タイガーを放出したばかり。
 
 
もし、ミュラーまで、巨額オファーに目がくらんで報酬したとなれば、バイエルンサポーターのみならず、ドイツのサッカーファンの多くを敵に回しかねません。
 
 
バイエルンがそのようなリスクを負ってまで、ミュラーを売却するとは考えにくいと思われます。
 
 
昨夏に続き、今夏も大胆なばらまき戦略で、大物選手の獲得に動く、マンチェスター・ユナイテッド
 
欲しいものは金さえ出せばなんでも手に入るという訳にはいかないようです・・・。
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