ドレッドヘアーを振り乱し躍動するプレーが持ち味のダスティン・ブラウン。
男子テニスで異彩を放つその姿に、日本でも徐々に注目が集まりつつあります。
ダスティン・ブラウンは、世界ランクは100位台と低いものの、時に金星を上げる面白い選手として何気に人気を集めています。
ちなみに、先月開催された、「ゲリーウェバーオープン」の2回戦では、錦織圭とも対戦しています(2-0のストレートで錦織圭が勝利)
今回は、なぜかWikipediaには登場していないダスティン・ブラウンを取り上げてみたいと思います。
wiki未掲載のダスティン・ブラウンについて
ダスティン・ブラウン プロフィール
1984年12月8日生まれの30歳
身長:196センチ 体重:78キロ
利き腕:右手 国籍:ドイツ
移住地:ジャマイカとなります。
ATPシングルスランキング 102位
ダスティン・ブラウンは、ジュニア時代からドレッドヘアーでプレーあることもあって、ジャマイカ人の父の影響が大きいかと思われましたが、現在は、母であるドイツ人としてプレーをしています。
元々、ドイツ生まれのドイツ育ちではあります。
しかし、プレースタイルそのものは、良く言えば、ジャマイカを感じさせるおおらかなプレー。
裏を返せば大味な選手です。
攻撃が第一で守備は二の次といった感じですが、そもそもの身体能力が高いため、守備への意識が変れば、もっと上にいける選手とも言われています。
ただ、それがすんなりと出来ないのが、ダスティン・ブラウンの魅力なのかもしれません。
ダスティン・ブラウンがウインブルドンで魅せた!
ダスティン・ブラウンは、ウインブルドン選手権の2回戦で、ラファエル・ナダルに勝利しました。
これで、ナダルはダスティン・ブラウンに2連敗となります。
すっかり大物食い的な立ち位置になってきた、ドレッドヘアーがトレードマークのトリッキーなダスティン・ブラウンですが、ヴィクトル・トロイキに3回戦で敗れてしまいました・・・。
このあたりが、来そうで来ない彼らしさなのでしょうか?
しかし、試合には敗れたものの、この試合でのダスティン・ブラウンのあるリターンが大きな話題となっています。
その時の映像がコチラです。
いかがでしょうか?
まさに衝撃のバックスピンです・・・。
相手陣内から自陣にバックスピンで戻すという、トロイキもお手上げのリターンでした。
ただ、毎回こんな風にスーパーショットを出せる訳ではないところが、ダスティン・ブラウンらしいと言えばそうかもしれませんね。
ちなみに、この強烈なバックスピンのかかったリターンは、ウインブルドン3回戦のベストプレーに選出されたそうです。
なんとも規格外なダスティン・ブラウン。
勝っても負けても魅せてくれる選手です。
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