メッシがコパ・アメリカのMVPを拒否!ブラジルW杯の悪夢が蘇った?

messijyunyusyou
 
2015コパ・アメリカでチリに敗れて準優勝に終わったアルゼンチン。
 
地元の圧倒的声援を受けて、無事?優勝を飾ったチリでしたが、大会ベストイレブンに参加国最多となる6人が選出されるも、大会MVPはメッシに決定しました。
 
 
しかし、報道によると、メッシはMVPを拒否したようです。
 
 
メッシと言えば、昨年開催された、2014FIFAワールドカップブラジル大会でも、決勝でドイツに敗退も大会MVPを獲得し、納得がいかない様子が伺えました。
 
 
そして今回も、決勝でチームは敗退したものの、MVPを獲得。
 
なんだか受け取り無くない気持ちも分からないではありませんが・・・。
 
 

メッシまたも代表チームで頂点に立てず

 
メッシについては、以前から言われているのが、「アルゼンチン代表ではバルセロナのように輝けない」とう事です。
 
messikesyouyaburereu
 
バルセロナではあれだけのゴールを奪い、チャンスメイクも出来るメッシが、なぜかアルゼンチン代表では、上手く歯車が噛み合わないことが多いようです。
 
 
もう何年もおなじ事を言われながら、迎えた昨年のワールドカップブラジル大会。
 
 
開催国のブラジルがドイツに歴史的大敗をする中、ライバルのアルゼンチンは、着実に勝ち上がり、メッシ自身も厳しい試合の中で決勝ゴールを決める等、ついにアルゼンチン代表でメッシが輝きを放ち始めて瞬間が訪れたと思ったワールドカップ。
 
しかし、最後の最後で、決勝で延長の末ドイツに破れ、メッシは代表チーム栄冠を手にすることができませんでした。
 
 
その事実だけでも、メッシにとっては相当なショックだったと思われますが、なぜかメッシは大会MVPに選ばれています。
 
メッシの中で、優勝したドイツからMVPが選ばれると思っていたでしょうし、チームを牽引したとは言え、個人成績的は、それほど大きな数字は大会中残していませんでした。
 
 
それでも、優勝となれば、話は違ったのですが、アルゼンチンは準優勝。
 
 
そのため、メッシも納得がいかないながらもトロフィーを受け取るという事態になってしまいました。
 
この事は、母国の英雄、ディエゴ・マラドーナ氏も選出に異を唱えました。
 
 
確かに、この時の選出は、違和感を感じたサッカーファンも多かったと思いますが、このあたりは、FIFAの都合もあったのではないでしょうか・・・。
 
 

再び繰り返された決勝敗戦でのMVP獲得はメッシにとって悪夢?

 
今回のコパ・アメリカ チリ大会でも、ワールドカップのデジャブかのように、決勝で敗れたアルゼンチンのメッシが大会MVPに選ばれました。
 
messimvpkyohi
 
しかし、チリとの決勝戦終了後にメッシに受賞が伝えられると、「ノーサンキュー」と断りを入れたとされています。
 
 
実際、大会側が壇上からトロフォーを片付けている様子が映し出される場面もあったそうで、突然の出来事に「大会MVP不在」ということになったようです。
 
 
後日、改めて南米サッカー連盟が、メッシに受け取りを促すか不明ですが、ワールドカップに続き、コパ・アメリカでも決勝で敗退し、MVPと言われても受け取り辛いという気持ちは分からないでもありませんが、今回に限っては、もう一つ理由があるように思えなくもありません。
 
 

メッシがMVP受賞を拒否したのはチリサポーターのせい?

 
昨年のワールドカップ、そして今回のコパ・アメリカと、決勝で敗れて傷心のところへMVPという運営側の判断に戸惑いを見せるメッシ
 
 
運営側の大人の事情という声もあるなか、メッシがコパ・アメリカのMVPを拒否したのは、昨年のW杯の事があってのことだとも推測はできますが、それ以上にメッシが受賞を拒んだ理由は、圧倒的ホームのチリ代表のサポーターを意識したからかもしれません。
 
 
コパ・アメリカのチリ対アルゼンチンの決勝のスタジアムには、メッシの家族がスタンドに訪れていました。
 
しかし、興奮したチリサポーターがメッシの家族を見つけて暴言を吐く等、警備員が制止しきれない事態に発展しかねないお状態となります。
 
 
そのため、試合のハーフタイムには、メッシの家族は別の場所へ移動することになったのですが、すでにメッシの兄弟が手を挙げられており政府関係が謝罪を行ったそうです。
 
 
こればかりは、アウエーの恐ろしさでは済まされない出来事です。
 
 
そのような中で、いくらチリが優勝したとは言え、メッシがMVPというのは、納得がいかない恐れがあるチリサポーターも少なくないかもしれません。
 
messikhyohiriyu-
 
しかも、昨年のワールドカップのこともあるため、ブーイングは避けられなかったでしょう。
 
 
そのような事が頭を過って、メッシは受賞を拒否した可能性も否定はできません。
 
あるとあらゆるタイトルと名声を手に入れてきた、アルゼンチンのメッシが、バルサではなく代表チームでスッキリと気持ち良く表彰される日は、一体いつ訪れるのでしょうか・・・。
 
 
<関連記事>
 
スポンサードリンク
スポンサードリンク