セリエAのACミラン所属、本田圭祐選手が欧州のクラブを買収することが明らかとなったようです。
そのクラブは、オーストリアの3部所属「SVホルン」とのことです。
SVホルンは、今季のオーストリアリーグ2部で、10チーム中9位と低迷し来シーズンの3部降格が決まっているクラブです。
近日中に正式発表が行われるようですが、現役サッカー選手がクラブ買収と言われても、なんだかしっくりきませんが、本田圭祐選手がそれだけの資金を確保しているという裏返しでもありますね。
現役の日本人サッカー選手がクラブ買収するのは異例?
今回、オーストリアのSVホルンを買収することが明らかとなった本田圭祐選手。
運営を行うのは、彼自身がオーナーを努めている「ホンダ エスティーロ」だそうです。
SVホルンは、元々経営難にあったようですが、来シーズンからの3部降格で、一層厳しい経営状態になることが避けられないと言われています。
そんな中、本田圭祐選手かホンダ エスティーロの関係者なのか詳細は不明ですが、クラブ側と水面下で交渉を行ってきた様です。
現役の日本の選手がクラブ買収とは、なんともピンとこないお話ですが、実は本田圭祐選手以前にも、サッカークラブのオーナーになっている日本人選手がいるそうです。
それが、現在は韓国の2部リーグ、イーランドFCに所属している、カレン・ロバート選手です。
カレンと言えば、以前、Jリーグのジュビロ磐田でも活躍した選手ですが、いつのまにか韓国にいます・・・。
サッカー以外では、野球界で現役選手が企業のオーナーになるというのはさほど珍しくないのかもしれませんが、同業というか、サッカークラブの買収とは驚きです。
本田圭祐が描く引退後のプランの一つなのか?
ACミラン所属で日本代表でもある本田圭祐選手が、企業のオーナーとしての活動も行い、その中での買収ということで、引退後のプランをしっかり描いている様子も伺えます。
かつて、中田英寿氏がスパッとサッカーを辞めた時と同様、本田圭祐選手も長くサッカー選手としてやっていく気はないのかもしれません。
そもそも、日本代表についても、昨年のブラジルW杯で退くとも思われていましたが、本大会でのあまりにも不甲斐ない成績に、代表に呼ばれる限りはジャパンブルーのユニフォームを着る事を決めています。
とは言え、プロスポーツの世界は、明日突然変わってもおかしくないだけに、敬愛する中田英寿氏のように引退後のプランは描いているのでしょう。
所属するACミランでの立場も危ういだけに、事業家本田圭祐へと転身する日もなんだかんだで案外早いのかもしれません。
ちなみに、今回買収するとされる、オーストリアのSVホルンですが、本田圭祐選手の意向もあると思いますが、ホンダ エスティーロの計画では、3季後の1部昇格と欧州CL出場権獲得が最大の目標とされているようです。
うーん、実業家としても、「ビッグマウス」は健在のようです・・・。