リーガ第21節レアル・マドリード対レアル・ソシエダ 試合結果

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2014-2015 リーガ第21節レアル・マドリード対レアル・ソシエダ 試合結果

後半戦に突入したリーガエスパニョーラの第21節、サンチャコベルナベウで行われた、レアル・マドリード対レアル・ソシエダの一戦の試合結果をお伝えします。
 
両チームの試合開始時点での順位は以下のようになります。
 
レアル・マドリード 1位(1試合未消化)
 
レアル・ソシエダ 11位
 
 
レアル・マドリードは、前節のコルドバ戦での悪質なプレーで退場となった、クリスティアーノ・ロナウドが出場停止、センターバックのペペが怪我で欠場となります。
 
※ロナウドは、2試合の出場停止処分
 
 
ロナウド欠場のため、イジャラメンディを先発で起用したアンチェロッティは、フォーメーションを4-4-2に代え、2トップを、ベンゼマとベイルで組みます。(センターバックには、ヴァランが入ります)
 
 
公式戦の連勝記録が止まって以降のレアル・マドリードは、波の激しい試合が続いているため、まもなく怪我から復帰する予定のモドリッチへの期待が、マドリニストの間でも高まっているようです。
 
ただその一方で、モドリッチ復帰の場合、好調をキープしているイスコが控えになるのか?モドリットとターンオーバーで起用していくのか?
 
メンバーを固定する傾向の強いアンチェロッティだけに、イスコとモドリッチのバランスをどう取るのか?
 
あるいはハメス・ロドリゲスやクロースも含めたポジション争いも気になるところです。
 
特にクロースは今シーズンほぼ休みなしで出続けているため、リーガとチャンピオンズリーグ(2月再開)のタイトルを狙うためにも、休ませたいところではあります。
 
 
試合の方は、いきなり動きます。
 
試合開始直後、1分もたたないうちにアウエーのソシエダがコーナーキックからアリッツがゴールを決めレアルからまさかの先制点を奪います。
 
レアル・マドリードは、前節のコルドバ戦に続いての試合開始早々の失点です。
 
しかし、その2分後、レアルはハメス・ロドリゲスのゴールで同点とします。
 
いきなり試合は振り出しに戻りました。
 
 
失点直後に同点に追いついた事で、ボールポゼッションはホームのレアル・マドリードが高めていきます。
 
しかし、前半10分すぎにソシエダのベラが脚を痛めて一旦ピッチの外に出て治療を行うも、やはりプレー続行は不可能なため、アギレチェと交代します。
 
試合序盤のアクシデントで、カード一枚切ることになってしまったアウエーのソシエダにとっては痛いアクシデントとなります。
 
試合はさらにレアル・マドリードが押し込む展開となり、ソシエダは守備に追われる時間が多くなっていきます。
 
 
そして、後半36分にセルヒオ・ラモスのゴールでレアル・マドリードが逆転。
 
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この直後、大粒の雨が突如降り出します。
 
圧倒的レアル・マドリードペースで試合が進む中で、ベイルが度々決定的なチャンスを外し、空回りしているのは気になるところです。
 
これまでに何度かメデァイやマドリニスタの間で言われている、我の強さが良くない方に出てしまったいる状態の前半です。
 
結局前半はこのまま2対1で終了します。
 
 
後半開始からソシエダは、カナーレスに代えてデラベージャを投入。
 
カナーレスも前半途中に脚を痛めていたため、ソシエダは、2枚の交代カードを怪我によるアクシデントで使わなければならなくなってしまい、さらに厳しい展開が後半は予想されます。
 
後半も早々に試合が動きます。
 
後半6分にベンゼマのゴールで3対1とし、ソシエダを引き離します。
 
 
押され気味のソシエダは、後半17分に早くも3枚目のカードを切ります。
 
アリッツに代えてマルケルを投入し、4バックから3バックにシステムを変更します。
 
一方のレアル・マドリードのアンチェロッティは相変わらず動く気配はありません。
 
今シーズンのアンチェロッティを見ていると、昨シーズンの終盤に失速してリーガのタイトルを逃したときとどうしてもダブってしまうのは気のせいでしょうか?
 
 
後半28分に、ようやくアンチェロッティが動きます。
 
ハメス・ロドリゲスに代えてヘセを投入します。
 
そして、後半の31分、ベンゼマのスーパーゴールが決まります。
 
ベンゼマは、昨年10月のCLでのリバプール戦以来の1試合2ゴールとなります。
 
これで試合は、4対1に。
 
 
この直後、アンチェロッティは一気に2枚のカードを切ります。
 
ベンゼマ代えて、ハビエル・エルナンデスを。
 
クロースに代えて、ケディラを投入します。
 
クロースの交代は、もっと早くても良かったと思われますが、心配性のアンチェロッティは、やはりよほどの安心材料がないと動かないようです。
 
そして、この選手交代の直後に、ベイルがキーパーと1対1になりますが、ここでもゴールならず。
 
この試合では、完全にゴールから見放されているようです。
 
実況でも、「今日はベイルの日ではない!」と叫ぶくらいです。
 
 
試合はこのまま4対1で終了し、首位をしっかりキープしました。
 
ちなみに、レアル・マドリードは、日本時間2月5日(木)にセビージャとの未消化試合を行う予定です。
 
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